『ゴースト・ブライド』
『ゴースト・ブライド』
概要
- 原題: Nevesta (Невеста)
- 英題: The Bride / Ghost Bride
- 公開年: 2017年(ロシア)
- 製作国: ロシア
- 監督: スヴャトスラフ・ポドガエフスキー
- 脚本: スヴャトスラフ・ポドガエフスキー、ナタリア・ドゥボヴァヤ、イヴァン・カプストヤン
- ジャンル: ホラー、スリラー、ミステリー
- 上映時間: 92分
あらすじ
女子大生のナスチャ(ヴィクトリア・アガラコヴァ)は、恋人のヴァンヤ(ヴィヤチェスラブ・チェブチェンコ)との婚約に幸せを感じていました。ヴァンヤの両親に会うため、二人はヴァンヤの故郷である古い屋敷へと向かいます。しかし、到着したその屋敷は陰鬱な雰囲気に包まれ、ヴァンヤの家族もどこかよそよそしく、奇妙な振る舞いを見せます。
ナスチャは、屋敷内で古い写真や日記を見つけ、ヴァンヤの家族に隠された恐ろしい過去があることを知ります。それは、かつてこの屋敷で若い花嫁が不審な死を遂げた事件でした。やがて、ナスチャの周りで不可解な現象が起こり始め、彼女は悪夢にうなされるようになります。得体の知れない存在がナスチャをつけ狙い、彼女は自分が恐ろしい呪いに巻き込まれていることに気づきます。幸せな結婚を夢見ていたナスチャは、この呪われた屋敷から逃れ、生き延びることができるのでしょうか。
主なキャスト
- ナスチャ:ヴィクトリア・アガラコヴァ
- ヴァンヤ:ヴィヤチェスラブ・チェブチェンコ
- エリザベータ(ヴァンヤの母):タチアナ・リュタエヴァ
- イワン(ヴァンヤの父):ドミトリー・チェボタリョフ
- リーザ(ヴァンヤの妹):アナスタシア・アカートヴァ
- 老婆:イリーナ・クズネツォヴァ
主題歌
この映画の明確な主題歌に関する情報は、簡単には見つかりませんでした。ホラー映画であるため、不気味な雰囲気やサスペンスを高めるための劇伴音楽が中心に使用されています。
受賞歴
ロシア国内の映画祭などでノミネートや受賞をしている可能性はありますが、主要な国際的な映画賞での受賞に関する情報は確認できませんでした。
撮影秘話
具体的な撮影秘話に関する情報は限られています。古い屋敷が舞台となるため、その陰鬱な雰囲気や歴史を感じさせるロケーションが重要だったと考えられます。また、特殊効果を用いて、幽霊や超常現象が描かれています。
感想
『ゴースト・ブライド』は、ロシアの伝承や古い因習を背景にしたゴシックホラー作品です。陰鬱な屋敷の雰囲気、徐々に明らかになる恐ろしい過去、そして主人公が体験する不可解な現象が、観る者にじわじわとした恐怖を与えます。伝統的なホラーの要素と、現代的なスリラーの要素を組み合わせた作品と言えるでしょう。
レビュー
海外のレビューサイトなどでは、その雰囲気や映像美、そして徐々に高まるサスペンスが評価されています。一方で、物語の展開がやや遅いと感じる観客もいるようです。ロシアのホラー映画ならではの独特な世界観が魅力の一つです。
考察
この映画は、古い因習や呪いが現代にもたらす恐怖、そして家族の秘密や過去の出来事が現在に与える影響を描いています。花嫁という純粋な存在が、呪われた過去に翻弄される姿を通して、人間の業や因縁といったテーマが示唆されています。
ラスト
物語は、ナスチャが屋敷の呪いの根源に迫り、生き残るための壮絶な闘いを繰り広げるクライマックスを迎えます。ラストは、呪いの結末とナスチャの運命を描き出し、観る者に深い余韻を残します。
視聴できるサイト
- Amazon Prime Video
- U-NEXT
- dTV
配信状況は変更される場合がありますので、各サービスの最新情報を確認してください。
まとめ
『ゴースト・ブライド』(原題:Nevesta)は、ロシアの古い屋敷を舞台に、婚約した女子大生が遭遇する恐ろしい呪いを描いたゴシックホラーです。陰鬱な雰囲気、不気味な展開、そしてロシアならではの伝承が魅力の作品です。