『グースバンプス 呪われたハロウィーン』
『グースバンプス 呪われたハロウィーン』
概要
- 原題: Goosebumps 2: Haunted Halloween
- ジャンル: アドベンチャー、コメディ、ファミリー、ホラー
- 公開日: アメリカ合衆国 - 2018年10月12日、日本 - 劇場未公開、WOWOWなどで放送
- 監督: アリ・サンデル
- 脚本: ロブ・リーバー(ストーリー、脚本)、ダーレン・レムケ(ストーリー)
- 原作: R.L. スタインの児童向けホラー小説「グースバンプス」シリーズ
R.L. スタインの児童向けホラー小説シリーズ『グースバンプス』を原作とした、2015年の映画『グースバンプス モンスターと秘密の書』の続編です。ただし、前作とはストーリーや登場人物が一部異なります。
あらすじ
ニューヨーク州の小さな町ワーデンクリフ。高校生のサラは、大学の入学願書のエッセイで「恐怖」について書こうとして行き詰まっていました。ハロウィーンが近づく中、彼女の弟ソニーとその親友サムは、廃墟となったR.L.スタインの旧家を掃除するアルバイトを引き受けます。そこで二人は、鍵のかかった原稿を見つけ、開けてしまいます。すると、中から腹話術人形のスラッピーが現れ、魔法の言葉によって命が宿ります。
最初は親切なスラッピーでしたが、次第に邪悪な本性を現し、ハロウィーンの飾りやコスチュームなど、町中の恐ろしいものを次々と甦らせてしまいます。サラ、ソニー、サムは、街を破壊しようとするスラッピーと、彼が生み出したモンスターたちを退治するため、R.L.スタインに助けを求めようと奔走します。
キャスト
- サラ・クイン:マディソン・アイズマン
- ソニー・クイン:ジェレミー・レイ・テイラー
- サム・カーター:カリーレ・ハリス
- キャシー・クイン(サラとソニーの母):ウェンディ・マクレンドン=コーヴィ
- ウォルター(フレッドの店の店長):クリス・パーネル
- チュウさん(クイン家の隣人):ケン・チョン
- R.L.スタイン(カメオ出演):ジャック・ブラック(声のみ)、R.L.スタイン本人(校長役でカメオ出演)
- スラッピー(声):ミック・ウィングert
主題歌
- 特定の主題歌は確認できませんでしたが、映画の音楽はドミニク・ルイスが担当しています。
受賞歴
- ノミネート:
- ラスベガス映画批評家協会賞:最優秀ファミリー映画
- 視覚効果協会賞:特殊会場プロジェクトにおける傑出した視覚効果
- サターン賞:最優秀ファンタジー映画
撮影秘話
- 前作『グースバンプス モンスターと秘密の書』とはほぼ独立した続編として製作されました。
- ハロウィーンの雰囲気を盛り上げるため、撮影は秋に行われ、多くのハロウィーンの飾りやイベントが登場します。
- スラッピーをはじめとするモンスターたちは、VFXとアニマトロニクスを組み合わせて制作されました。
- ジャック・ブラックは前作に引き続きR.L.スタインの声優を務めましたが、今回は顔出しのカメオ出演もしています。
感想
前作に続き、R.L.スタインの「グースバンプス」シリーズの世界観を楽しく描いた作品です。ハロウィーンを舞台に、様々なモンスターたちが暴れ出す展開は、子供から大人まで楽しめるでしょう。コメディ要素も多く、シリアスになりすぎない点が魅力です。
レビュー
批評家の評価は賛否両論でしたが、観客からは概ね好評を得ています。特に、ハロウィーンの雰囲気や、登場するモンスターたちの楽しさ、子供たちが力を合わせて困難に立ち向かう姿などが評価されています。
考察
- 本作は、子供たちが恐怖を乗り越え、友情や家族の絆を深めていく物語として描かれています。
- R.L.スタインの作品に登場する様々なモンスターたちが登場することで、「グースバンプス」シリーズのファンにとっては嬉しい要素となっています。
ラスト
サラ、ソニー、サムは、協力してスラッピーを未完の原稿の中に閉じ込め、他のモンスターたちも元のハロウィーンの飾り物に戻すことに成功します。
一件落着し、ハロウィーンの夜は再び平和を取り戻します。しかし、ラストシーンでは、R.L.スタインの家で、別の『グースバンプス』の原稿が風に吹かれて開いてしまい、新たな脅威の存在が示唆されます。
視聴できるサイト
- Amazon Prime Video
- U-NEXT
- Hulu
- Google Play
- YouTube
(2025年4月8日現在の情報です。配信状況は変更される場合がありますので、各サイトでご確認ください。)
まとめ
『グースバンプス 呪われたハロウィーン』は、ハロウィーンの夜に甦った恐ろしいモンスターたちと、それらに立ち向かう子供たちの冒険を描いた、楽しくもちょっぴり怖いファミリー向けホラーコメディです。「グースバンプス」シリーズのファンはもちろん、ハロウィーンの雰囲気を楽しみたい方におすすめの作品です。