『スーパーディープ』





概要


  • 原題: Кольская сверхглубокая (Kol'skaya sverkhglubokaya)
  • 英語題: The Superdeep
  • 邦題: スーパーディープ
  • 公開年: 2020年(ロシア)、日本では劇場未公開、主に配信
  • 監督: アルセニー・シヒエフスキー
  • 脚本: ヴィクトル・ボンダリュク、アルセニー・シヒエフスキー
  • 製作: アレクサンドル・カプロフ、セルゲイ・トルビツキー
  • ジャンル: SF、ホラー
  • 上映時間: 90分


あらすじ


1984年、ソビエト連邦(当時)。世界一深い人工の穴、「コラ半島超深度掘削坑(コラ・スーパーディープ・ボアホール)」では、地下12キロメートルを超える深さから謎の地響きが観測され、研究者たちが次々と姿を消すという異常事態が発生していました。

事態を重く見たソ連政府は、地質学者のアンナ博士を派遣し、この謎の解明を命じます。厳重な警備体制が敷かれた掘削坑に到着したアンナは、そこで信じがたい光景を目撃します。坑内では未知の生物が繁殖し、人間を襲っていたのです。

アンナと生き残った研究者たちは、この地下深くに潜む恐怖の正体を突き止め、外界への拡散を防ぐために決死の戦いを繰り広げます。しかし、彼らが掘り進めてしまった深淵には、想像を絶するほどの闇が広がっていました。


キャスト


  • ミラ・ソロヴィヨワ as アンナ博士 (Anna Fyodorova)
  • キリル・コザコフ as セルゲイ大佐 (Colonel Sergey)
  • ニコライ・マルティン as ペトロフ (Petrov)
  • セルゲイ・スタセンコ as ヴィクトル (Viktor)
  • ヴァディム・デムチョク as 掘削坑の責任者 (Head of the drilling station)


主題歌


本作には、特定の主題歌というよりは、不気味な雰囲気を醸し出す劇伴音楽が使用されています。作曲家に関する情報は、現時点では詳細が確認できませんでした。


受賞歴


現時点では、本作に関する主要な映画賞の受賞歴に関する情報は確認できませんでした。


撮影秘話


  • コラ・スーパーディープ・ボアホールという実在する場所を舞台にしたフィクション作品です。実際の掘削坑は、科学調査のために深く掘られたものの、技術的な問題で現在は閉鎖されています。
  • 映画は、閉鎖された掘削坑の不気味な雰囲気や、地下深くに潜む未知の恐怖を視覚的に表現することに力を入れています。
  • 特殊メイクやVFXを駆使し、異形の生物や地下の異様な空間を描き出しています。


感想


『スーパーディープ』は、閉鎖された巨大な人工の穴という独特な舞台設定と、そこから現れる未知の恐怖を描いたSFホラーです。地下深くという閉鎖空間でのサバイバル劇と、徐々に明らかになる恐ろしい真実が、観る者に緊張感を与えます。クリーチャーデザインやゴア描写など、ホラー要素も盛り込まれています。


レビュー


レビューは賛否両論が見られます。舞台設定や不気味な雰囲気は評価される一方で、ストーリー展開やキャラクター描写に物足りなさを感じるという意見もあります。B級ホラーのような趣があり、過度な期待をせずに楽しむのが良いかもしれません。


考察


  • 本作は、人間が科学探査によって未知の領域に足を踏み入れた際に起こりうる危険性を描いているとも解釈できます。
  • 地下深くという、光の届かない場所で繁殖する生命体は、人間の理解を超えた存在であり、根源的な恐怖を喚起させます。
  • ソ連という冷戦下の時代背景も、閉鎖的で不気味な雰囲気を強調する要素となっています。


ラスト


ラストでは、アンナ博士たちが地下の脅威に対し、決死の抵抗を試みます。生存をかけた激しい戦いの末、ある程度の決着を迎えますが、

完全に恐怖が終息したとは言い切れない余韻を残す終わり方となっています。地下深くに潜む脅威の根深さや、人間の無力さを暗示するような結末です。


視聴できるサイト



まとめ


『スーパーディープ』は、世界一深い人工の穴を舞台にしたロシア発のSFホラー映画です。独特な設定と、地下深くに潜む未知の恐怖を描き出し、閉鎖空間でのサバイバル劇が展開されます。ホラー要素も含まれており、B級ホラー好きには楽しめるかもしれません。



*わたしが観たことを思い出すまとめ*


人工的に掘られた地下の研究所で異変が発生する。

調査の為、主人公その他派遣される。

飛行機が到着すると襲撃受ける、その中の一人が手榴弾で自爆する。


地下に居る何かは

胞子を発生して、人を乗っ取り主体に集まって合体していくクリーチャー。感染して、単体で死んでも死ぬ間際に胞子を発生して周りを感染させる。


なんだかんだあって、2人生き残る、昇降機に乗る。

そこには、あとで迎えに行くと言った変身途中の1人の男性。

研究者の女性は感染しているから昇降機壊すわ

兵士の男性はこんなとこで死にたくない

変身途中の男性の最後の力で兵士殺される。


昇降機は、パスワードを3回間違えれば落下して壊せる。

2回まで、間違えた。3回目...救助隊に助けられてしまう。


あああああ、研究者の女性の手には手榴弾!

最初のシーンの人はそういうことだったのですね。きっと。