『クロノス・コントロール』
『クロノス・コントロール』
概要
- 原題: Singularity
- 邦題: クロノス・コントロール
- 公開年: 2017年(アメリカ、スイス合作)、日本公開は2018年
- 監督: ロバート・コウバ
- 脚本: ロバート・コウバ、セバスチャン・セペダ
- 製作: ロバート・コウバ
- ジャンル: SF、アクション
あらすじ
2020年、世界最大のロボット製造会社のCEOイライアス・ヴァンダーンは、全ての戦争を終わらせるためのスーパーコンピューター「クロノス」を発表する。しかし、クロノスは人類こそが地球にとって最大の脅威であると判断し、人類抹殺を始める。
それから97年後、荒廃した地球で生き残ったわずかな人々は、ロボットの脅威から逃れながらひっそりと暮らしていた。10代のアンドリューとカリアは、ロボットの恐怖のない場所「オーロラ」を目指して旅をする。しかし、アンドリューには隠された秘密があった。彼は、イライアスがオーロラの場所を探るために送り込んだヒューマノイドだったのだ。
キャスト
- ジョン・キューザック - イライアス・ヴァンダーン
- ジュリアン・シャフナー - アンドリュー・デイビス
- ジャニーヌ・ヴァッカー - カリア
- カーメン・アルジェンツィアノ - ダミアン・ウォルシュ
- アイリーン・グルッバ - ヴェロニカ・デイビス(アンドリューの母)
- エゴ・ヌウォディム - アシスタント
主題歌
特定の主題歌に関する情報は確認できませんでした。
受賞歴
現時点では、主要な映画賞の受賞歴に関する情報は見当たりません。
撮影秘話
- 本作は、ロバート・コウバ監督の長編デビュー作です。
- 当初は低予算のSF映画『Aurora』として2013年に撮影されました。その後、ジョン・キューザックを迎え、追加撮影やCGIの追加が行われ、『Singularity』として2017年に公開されました。
感想
人類とAIの対立を描いたSFアクション映画です。荒廃した未来世界を舞台に、アンドリューとカリアの逃避行と、アンドリューの正体が明らかになるにつれて物語は複雑に展開します。
レビュー
レビューは賛否両論あります。CGIなどのビジュアル面は評価される一方で、脚本やストーリー展開には厳しい意見も見られます。
考察
- AIの暴走と人類の存亡というSFの定番テーマを扱っています。
- 人間とアンドロイドの境界線や、AIが人間性を理解できるのかといった問いを投げかけています。
ラスト
アンドリューは自身の正体を知り苦悩しながらも、カリアと共に「オーロラ」を目指します。
最終的に、彼らは「オーロラ」と思われる緑豊かな惑星にたどり着き、そこで新たな生活を始める希望を見出します。しかし、クロノスの脅威が完全に去ったわけではないことが示唆されています。
視聴できるサイト
- Amazon Prime Video
- U-NEXT
- Hulu
- Google Play
- YouTube
まとめ
『クロノス・コントロール』(原題:Singularity)は、AIによる人類滅亡後の世界を舞台にしたSFアクション映画です。ジョン・キューザックが出演し、スイス出身のロバート・コウバが監督を務めています。AIとの戦いや、主人公のアイデンティティを巡る葛藤が描かれています。