『エアベンダー』
『エアベンダー』
概要
- 原題:The Last Airbender
- 2010年に公開されたアメリカ映画
- 監督:M・ナイト・シャマラン
- ニコロデオンのアニメ作品『アバター 伝説の少年アン』の実写映画化作品
あらすじ
氣・水・土・火の4つの王国が存在する世界。各王国には、それぞれの元素を操る「ベンダー」と呼ばれる能力者がいた。その中でも、全ての元素を操れる「アバター」は、世界の調和をもたらす存在とされていた。
しかし、火の国の侵略によって世界の均衡は崩れ、アバターのアンは姿を消してしまう。それから100年後、水の王国の兄妹カターラとサカは、氷の中で眠っていたアンを発見する。アンこそが、世界を救う希望の光だった。
アンは、火の国に対抗するため、水の王国、土の王国を巡り、それぞれの元素の技を習得していく。
キャスト
- アン:ノア・リンガー
- カターラ:ニコラ・ペルツ
- サカ:ジャクソン・ラスボーン
- ズーコ王子:デーヴ・パテール
- アイロ伯父:ショーン・トーブ
主題歌
- 映画オリジナルのサウンドトラックが使用されており、主題歌と言える特定の楽曲はありません。
受賞歴
- 本作品は、ラジー賞(ゴールデンラズベリー賞)において、最低作品賞を含む5部門を受賞しました。
撮影秘話
- M・ナイト・シャマラン監督は、原作アニメの壮大な世界観を実写で再現するため、大規模なセットやVFXを駆使しました。
- アクションシーンの撮影では、キャストたちが武術の訓練を受け、ワイヤーアクションなども取り入れられました。
- 原作アニメのファンからは、キャスティングやストーリーの改変について、賛否両論がありました。
感想
- 原作アニメの世界観を実写で再現しようとする試みは評価できます。
- VFXを駆使した映像は迫力があり、アクションシーンも見応えがあります。
- しかし、ストーリーやキャラクター描写が原作アニメの魅力を十分に引き出せていないという意見もあります。
レビュー
- 批評家からは、ストーリーや演出、キャスティングなどについて厳しい評価が多く見られました。
- 原作アニメのファンからも、期待外れだったという声が多くありました。
考察
しかし、それらのテーマが十分に掘り下げられているとは言えず、表面的に描かれているという印象を受けます。
ラスト
激しい戦いの末、アンは火の国の皇太子ズーコを打ち破り、一時的に火の国の侵略を食い止めます。
しかし、火の国の脅威はまだ終わっておらず、アンの旅は続くことを示唆して映画は幕を閉じます。
視聴できるサイト
- Amazon Prime Video
- U-NEXT
- Hulu
- Google Play
- YouTube
まとめ
映画『エアベンダー』は、原作アニメの壮大な世界観を実写で再現しようとした作品です。しかし、批評家や原作ファンからは厳しい評価が多く、興行的にも成功したとは言えません。
原作アニメのファンの方は、本作を観る際には、別物として楽しむことをおすすめします。