『イエスマン "YES"は人生のパスワード』






概要

『イエスマン “YES”は人生のパスワード』(原題: Yes Man)は、2008年に公開されたアメリカのコメディ映画です。

イギリスの作家ダニー・ウォレスの自伝的小説『Yes Man』を原作としています。

監督はペイトン・リード、主演はジム・キャリーが務めました。


あらすじ

主人公のカール・アレンは、3年前に妻と離婚して以来、何事にも後ろ向きな姿勢で、「ノー」と答えることが口癖になっていました。

親友の婚約パーティーをすっぽかしたことで友情の危機に陥った彼は、旧友の誘いで自己啓発セミナーに参加します。

そこでカリスマ的な主宰者テレンスに「何でもイエスと答えるように」と誓わされ、そこから彼の人生は大きく変わっていきます。

どんなことにも「イエス」と答えるようになったカールは、様々な出会いや経験を通して、人生を謳歌していくのでした。


キャスト

  • カール・アレン:ジム・キャリー
  • アリソン:ズーイー・デシャネル
  • テレンス・バンドリー:テレンス・スタンプ
  • ピーター:ブラッドリー・クーパー
  • ルーニー:ダニー・マスターソン


受賞歴

  • 2009年:MTVムービー・アワード コメディ演技賞(ジム・キャリー)


撮影秘話

  • ジム・キャリーは、本作の撮影中に実際に様々なことに「イエス」と答え、アドリブを連発しました。
  • 劇中でカールが挑戦する様々なアクティビティ(ギターレッスン、韓国語講座など)は、ジム・キャリー自身が実際に体験しています。
  • ズーイー・デシャネルが劇中で所属するバンド「Munchausen by Proxy」は、実際に彼女が組んでいるバンドです。


感想

『イエスマン “YES”は人生のパスワード』は、ジム・キャリーのコミカルな演技が光る、笑いあり、感動ありの作品です。

「イエス」と答えることで人生がどのように変わっていくのか、カールを通して体験することができます。


レビュー

本作は、批評家からは賛否両論ありましたが、観客からは概ね好評を得ました。

ジム・キャリーの演技や、前向きなメッセージが評価されています。


考察

  • 本作は、「イエス」と答えることで人生が豊かになることを描いていますが、何でもかんでも「イエス」と答えることが良いわけではないことも示唆しています。
  • 大切なのは、自分の心に正直に、主体的に「イエス」を選ぶことであると教えてくれます。


ラスト

カールは、アリソンとの関係を深め、親友との友情も修復します。

彼は、セミナーの教えから解放され、自分自身の意志で「イエス」を選ぶことができるようになりました。

ラストシーンでは、カールがアリソンと共にバイクで旅に出る姿が描かれ、彼の新たな人生の始まりを予感させます。


視聴できるサイト


まとめ

『イエスマン “YES”は人生のパスワード』は、笑って、感動して、そしてちょっぴり考えさせられる、そんな作品です。

人生に行き詰まりを感じている人や、新しいことに挑戦したいと思っている人におすすめです。