『ゾンビランド』
『ゾンビランド』
概要
- 原題:Zombieland
- 公開年:2009年
- 監督:ルーベン・フライシャー
- 主演:ジェシー・アイゼンバーグ、ウディ・ハレルソン、エマ・ストーン、アビゲイル・ブレスリン
- ジャンル:ゾンビコメディ、アクション
あらすじ
謎の感染症によって人類がゾンビ化してしまったアメリカ。
内気で社交性のない大学生コロンバスは、生き残るための「32のルール」を遵守しながら一人旅を続けていた。
そんな中、凶暴なゾンビをものともしない屈強な男タラハシーと出会い、行動を共にするようになる。
さらに、したたかな姉妹ウィチタとリトルロックも仲間に加わり、4人はそれぞれの目的地を目指してサバイバルを繰り広げる。道中、ゾンビとの戦いや人間同士の衝突、そして家族のような絆を深めていく。
キャスト
- コロンバス:ジェシー・アイゼンバーグ
- タラハシー:ウディ・ハレルソン
- ウィチタ(クリスタ):エマ・ストーン
- リトルロック(クリスタ):アビゲイル・ブレスリン
- ビル・マーレイ:本人役(カメオ出演)
主題歌
- 本作のサウンドトラックには、ヴァン・ヘイレンの「Ain't Talkin' 'bout Love」や、AC/DCの「Thunderstruck」など、アップテンポなロックナンバーが多数使用されています。
受賞歴
- スクリーム・アワード2009:最優秀ホラー映画
- スクリーム・アワード2009:最優秀コメディ演技賞(ウディ・ハレルソン)
- ピープルズ・チョイス・アワード2010:お気に入りのコメディ映画
撮影秘話
- 本作は、ゾンビホラーでありながら、コメディ要素を強く打ち出した斬新な作品です。
- ジェシー・アイゼンバーグ演じるコロンバスの「ルール」は、ユーモラスでありながらサバイバルの教訓としても機能しています。
- ビル・マーレイが本人役でカメオ出演するシーンは、映画史に残る名シーンとして知られています。
感想
ゾンビ映画のグロテスクな描写と、コミカルなキャラクターたちの掛け合いが絶妙にマッチした、新感覚のゾンビコメディです。スリルと笑いが満載で、最後まで飽きさせません。
レビュー
批評家からも観客からも非常に高い評価を得ました。特に、斬新なアイデア、テンポの良いストーリー展開、そしてキャストの魅力的な演技が絶賛されています。
考察
- 本作は、極限状態における人間の絆や、家族のあり方を描いた作品として解釈できます。
- コロンバスの成長物語であると同時に、ゾンビ apocalypse という非日常的な状況を通して、日常の価値を再認識させるメッセージも込められています。
ラスト
4人はパシフィック・プレイランドという遊園地に辿り着き、そこでゾンビの大群との最後の戦いを繰り広げます。
激しい戦いの末、彼らは生き残り、遊園地を新たな拠点として共に生きていくことを決意します。
コロンバスは、かつて孤独だった自分には想像もできなかった「家族」を見つけ、物語は希望に満ちた結末を迎えます。
視聴できるサイト
- Amazon Prime Video
- U-NEXT
- Hulu
- Netflix
- Google Play
- YouTube
まとめ
『ゾンビランド』は、ホラーが苦手な人でも楽しめる、エンターテイメント性の高いゾンビコメディです。個性豊かなキャラクターたちの掛け合いや、予測不能な展開、そして心温まるラストは必見です。
2019年には続編『ゾンビランド:ダブルタップ』も公開されていますので、合わせて楽しむのもおすすめです。